どんな事象にも～の法則という名前がついている。しかしその名前を知らないことの方が多い。そんな時に役に立つのが本書です。
千田琢哉さんの本の中で紹介されて、そのタイトルに魅かれて買ってみました。
世界中の○○の法則と付くものを７０選掲載されています。
事象自体は知っていても、その事象に名前が付いていることなんて全く知らなかったので、
これってそんな名前が付いていたんだ！という驚きはありました。
例えば、「夫婦の顔は似通ってくる」という法則には
「ザイアンツの法則」という名前が付いています。
ザイアンツとはアメリカの心理学者で２５年間一緒に生活した夫婦の表情が
お互いに似るかどうかの研究を行い、発表した法則です。
こんな感じで様々な法則が出ているのですが、なにせ一つの法則について
２、３ページ程度なので、一つ一つの中身はとても薄いです、、、
しかも７０選とありますが、マーフィーの法則が６つ、
パーキンソンの法則が８つと同じ人が説いた法則が乗っているので、
実際には７０選はないのかと思います。
先ほどの夫婦の顔が似通ってくるとう法則も、例えば友達と
話していて、その話題になった時に「それはザイアンツの法則だね！」と
言ったところで、周りの人には「へぇ～そうなんだ～」と返されて終わりだと思います。
２０１２年に発売された本書ですが、紹介されている法則が割と一般化していて
（一時ブームになった引き寄せの法則も掲載されています）、
目新しさというのはなかったように思えます。
まぁ合コンで雑学を披露する程度であれば役に立ちそうですが、
タイトルの「必ず役に立つ！」はちょっと言い過ぎな気がするのは私だけでしょうか・・・
2014-05-21 21:54
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