あなたの金銭感覚は大丈夫ですか?自分ではちゃんとしているつもりでもお金で苦労していませんか?金銭感覚の達人が正しい金銭感覚を説いた一冊
日本では小さいころから学校に行き、様々なことを学びます。
文字の書き方や読み方、計算方法や泳ぎ方などなど数え上げたらキリがないほどです。
たくさん学びますが、「お金の勉強」は学校では教えてくれません。
大学で経済学部か経済の授業を選択しないと、ほとんどの日本人はお金について真剣に
学びません。だからお金で苦労するのです。
私も若いころはお金に苦労したことがあります。買いたい本があっても買えないという
苦い思い出やお金がなかったことで、女の子にプレゼントを買ってあげることもできない悔しい
思いもしました。それからというもの「お金の勉強」を必死でやってきました。
たくさんの本を読み、セミナーにも通い、株を運用し、今では全くではありませんが、
お金に苦労するほどではなくなりました。
たくさん読んだ本の中で、特に印象に残ったのが中谷彰宏著『お金で苦労する人しない人』です。
本書はお金の使い方、増やし方、借金のついて、お金との付き合い方を中谷流に分かりやすく的確に
紹介しています。
今日のちょこっと抜粋はその人の金銭感覚が分かってしまうある行動についてです。
ちょこっと抜粋
バイキング料理を食べに行くと、その人の金銭感覚が分かる。
バイキングでは本当においしいもの、好きなものだけを少しずつ食べるのがいいのです。
おなかがいっぱいになって帰れなくなるぐらい食べることが正しいバイキングの食べ方ではありません。
必要以上に残すのは金銭感覚のない人です。
お皿に料理を残さず、きれいに食べれるのが金銭感覚のある人です。
食べ放題なのだから、食べないと損と考えてお皿に山盛りにするのはお金で苦労する人です。
お金は貯まりすぎるとよくないのです。あまりに貯まりすぎると、その人の成長は止まってしまいます。
~中略~
使い道の決まっていないお金など、持つ必要がないのです。
お金の苦労は、足りないことからだけではなく、余ることからも生まれるのです。(p60~62)
あなたやあなたの周りの人のバイキングの食べ方はいかかですか?
世の中にはたくさんのお金に関する本が発売されています。
お金の本といっても様々で、その多くは「1億円稼ぐ方法」や「これだけ稼いで今はいい暮らしをしている」など
が多かったのですが、はっきり言ってそれらはあまり役に立ちませんでした。
大事なのは数字ではなく
センス=金銭感覚なのです。
私も経験があるのですが、株を運用していて2週間で400万円儲かった時がありました。
その時はたまたま儲かっただけなのに、当時の私は金銭感覚が十分に育ってなく、
一ヶ月後に半分以上も失ってしまっていたのです。
そういった経験からいくら稼いでもそれを上手に使える金銭感覚がないと全く意味がないことに
気付かされました。今日ご紹介した『お金で苦労する人しない人』はまさにそんな
金銭感覚がまだ成長しきっていない方にぜひ読んで頂きたい良書です。
2014-06-06 22:37
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:本
コメント 0