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投資家が「お金」よりも大切にしていること

投資家が「お金」よりも大切にしていることを読んだ率直なレビュー




こちらの本の帯に
堀江貴文氏 満点評価★★★★★ これはもっと話題になって売れていい本だ!! 分かりやすくて読みやすい、 投資・お金に関する正論のオンパレード!

と書いてあったので、ついつい買ってしまいました(笑)
読んでみて、堀江さん本当にそうか?と思ってしまう内容でした。

タイトルが「投資家がお金よりも大切にしていること」となっているので、
お金よりも大切にしていることがどんどん出てくるのかな~と期待して
読み進めてみると、お金の話が7割以上とほとんどお金の話ばかりでした、、、
ただそのお金の話は一流の投資家という目線から書かれており、
なかなかタメになる部分も数多くありました。

中でも驚いたのが、スターバックスの話です。
スターバックスはアメリカのシアトルで生まれ、
いまや世界中に店舗を構えているわけですが、珈琲大国イタリアには
スターバックスはい一軒もいないそうです。
その理由はイタリアには独自のカフェ文化が根強くあり、
個々に馴染みの珈琲店があるので、例えスターバックスが出店しても
誰も行かないだろうとマーケティング結果が出たからだそうです。
これは「消費が世の中を作っている」というお話の中で出てきた例で
このようなお金にまつわる話が分かりやすく説明されています。

個人的にはこの本のタイトルは中身と合っていないな~と思います。
「お金」ということをもっと全面に押し出してもいいぐらいの濃い内容だったので、
もうちょっとうまいこと変えればもっともっとヒットするのではないかと考えました
(余計なお世話かもしれませんね)

今日のちょこっと抜粋は日本人のお金に対する本質をズバッと書いた箇所です。

今日のちょっこ抜粋


自分でお金を貯め込んでいるということは、人にお金をだしたくないということ。 それは、人を信じていないことでもあります。  日本人ほど、他人を信じていない民族はないというこに他なりません。 他人にお金を預けたら、もう自分のところに返ってこないと思っているわけですね。   中略 では、日本人はいったい何を信じているのでしょうか? 結局、お金しかありません。 日本人はお金を信じているのだと、私は思います。 だから、お金を現金や預金として貯め込んでいるのでしょう。 他に信じられるものがないため、仕方なくお金を信じているともいえます。 人を信じられず、お金しか信じられない。それが日本人の本当の姿なのです。 (p46)

とても耳の痛い話ではありますが、私も同じことを考えていました。
阪神淡路大震災の際にタンス預金にしまっておいた数千万近いお金が
全て火災で燃えてしまったようです。お金は使って初めて意味があります。
日本人はもっとお金の使い方を勉強するべきなのだと改めて痛感した一冊でした。

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

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